ミニマリストみたいに最小限までモノを減らすことはできないけど,スッキリ暮らしたい!シンプルライフに憧れる!と思っているあなた。
そう思いながらも,早起きするのはつらいし…掃除なんてこまめにできない!
毎日気合いを入れて頑張るなんて自分はズボラだから無理!!!
そんなふうにあきらめちゃってるあなたに向けて書いています。
スッキリ暮らすためには,モノを減らし,こまめな掃除をつづけることが大切です。
でも「つづける」って簡単なようで難しいんですよね。
- どうやったら早起きを習慣にできるの?
- どうやったらこまめな掃除を続けられる?
- 自分は意志が弱いから何をやっても続かないんだよね?
- なんで目の前のお菓子の誘惑にすぐ負けちゃうんだろう?
その疑問が全部解決できて,具体的にどうやったら習慣化できるのかがわかるようになるのが,この「ぼくたちは,習慣でできている。」という本です。
この本は,「自分はズボラだし何をやっても続かないから,シンプルライフを目指すなんて無理~」と思っている主婦の方にぜひ読んでいただきたい本です。
本の中で特に気になった部分を抜粋し,習慣の身につけ方をこの記事にまとめました。
また,これから私がどんな習慣を身につけていくかという具体的な例も書いているのでぜひ参考にしてください。
このレビュー記事,もしくはこの本を読んだあなたがスッキリした暮らしへの第一歩をふみだしてくれたらうれしく思います。
「明日がんばろう」は,もう終わりにしませんか?
続けなければ意味はない。習慣にすれば続く。だから,変わる。
人を変えるのは,唯一「習慣」である。
Contents
「ぼくたちは,習慣でできている。」について
ミニマリストという生き方を世の中に大きく広めた本といえば,特に有名なのが「ぼくたちに,もうモノは必要ない」です。
通称「ぼくモノ」はミニマリストじゃなくても,ベストセラーになった本なので,知っている人は多いでしょう。
「モノは多ければ多いほど豊か」という考えをひっくり返し,モノが少ないことの幸せとは何かを教えてくれる本です。
今回ご紹介する「ぼくたちは,習慣でできている」は,「ぼくたちに,もうモノは必要ない」という本の続編です。
正確には,続編というか佐々木典士さんの著書の第2作目。
今回の本には「ミニマリスト」という言葉は数えるほどしか出てきません。
ミニマリストじゃなくても実践できます。
でもやっぱりミニマリストのほうが習慣には有利みたいです。
ミニマリズムはすべての習慣のハードルを下げる(p.138)
誰もが続けることができなくて悩む「習慣」について,佐々木さん独自の目線で悩みを解決してくれます。
これから読む人は,おそらく期待を裏切られることはないでしょう。
「ぼく習」の全体の流れをざっくりと説明
この本の全体の流れはこんな感じです。
第1章:意志力って?
早起きや日記が続かないのを,意志が弱いせいにすることがよくあるけれど,
どうやら違うらしいです。
意志力の本質について学ぶ章なのでちょっと頭を使います。
第2章:習慣って何?
習慣って結局なんなのかがわかる章。
習慣とは「トリガー」で作動する「ルーチン」であり,「報酬」を求めて行われる。
このたとえがとてもわかりやすい!
1章をちゃんと読めば,続きの2章でしっかり理解できます。
第3章:習慣を身につけるための50のステップ
正直,50もある…!!と思ったのは内緒ですが,どれも納得しながらサラサラ読めたので大丈夫です。笑
難しいこと抜きにして,具体的な習慣化の方法が知りたいって人はこの章だけでも十分いけます。
特に私に刺さった部分を抜粋します。
■完全に断つ方が簡単
■やる気はやる前に出ないと知る
■とにかくハードルを下げる
■意志力なんて信用しない!
■目標はバカバカしいほど小さくする
■毎日やる方が簡単
■毎日やらないと無意識にならない
■集中力なんて誰にもない
■人の目をうまく使う
■目の前の目標だけ見る
どれも納得でしたが,目から鱗だったのが「毎日やる方が簡単」です。
人は習慣を始める時,毎日やるより週1回の方が簡単だと思い込むんです。
でもそれは逆に難易度が高いという落とし穴。
読めば納得。ああ~たしかに…!
と思ったのですが,普通毎日より週一回のほうがラクだと思っちゃいませんか…!?
違うってことが衝撃でした。
同じような人がいたら絶対読んでみてほしいな~
第4章:習慣からみる努力と才能
世の中で成功している人って,実は習慣化がじょうずにできている人だったりします。
才能や努力は本当にその人が持って生まれた希少なモノなのか。
才能がなかったのではなく,止まっただけ。
ここまで読んだあなたは,これから先止まらなければ才能が開く可能性があるかもしれません。
少なくとも私は,「才能」「努力」「習慣」に対するイメージがガラッと変わりましたよ。
ここまでがこの本のざっくりした流れです。
自分の暮らしへの活かし方
この本を読み終えて,私は具体的に自分の暮らしへの活かし方を考えてみました。
この本は,読んだら自分の暮らしの中で何か一つでも習慣にできそうなことを考えてみてください。
失敗してもいいからハードルをかなり低く設定して,まずはやってみる!
それが大事です!
もっとスッキリ暮らしたい!と思っている私もやります。
具体的に1つ決めました。
毎晩キッチンの排水ポケットのゴミを捨てる
私はインスタで話題のキッチンリセットを週一回の頻度で続けてきたんです。
といっても,正直週一回のタイミングで取り掛かるのがとても面倒でした。
【参考】主婦にひそかに人気のキッチンリセットはどうやったらいいの?まずは週1回から習慣にしてみよう。
週一回は毎日やるよりハードルが高いんですね!
毎日やる方が簡単ってさっきも書きましたが,まさにその通りだったんです。
何もないピカピカの状態にする,というのがそもそもハードルが高かったので,本にならってハードルを下げ,毎日やるというやり方に変えます。
私はこれから毎晩,排水ポケットのゴミを捨てます!
まずは,これが習慣になるまでやり続けます。
たまにサボるのをやめます。
習慣を積み重ねていけば,スッキリした暮らしへ一歩近づけます。
最初からハードルを高くせず一歩一歩確実に!!
【2018.9.13追記】
毎日続けたら排水溝のゴミ捨てがすっかり習慣になりました。
まとめ:「ぼく習」はこれからの暮らしに役立つ本!
「ぼくたちは習慣で,できている。」は,これからの暮らしを変えたいと思っている人に絶対役立つ本です。
幅広い人に役立つ本だと断言できますが,私と似たような状況の人には特におすすめしたいです。
なぜなら私がとても影響を受けたからです。
自分はズボラだし何をやっても続かないから,シンプルライフを目指すなんて無理!と思っているあなた。
一度この本を読んでみませんか?
まずは頭の中を変えてから早起きやダイエットに取り組めば,きっと結果は変わります。
「ぼくたちは習慣で,できている」書店・ネットで発売中です!