熟した黄色い青梅で作る梅シロップは本当においしくできるのかどうか検証してみたので,その結果と作成の過程を記事にします。
前記事:梅シロップの作り方はこちら
6月8日から黄色い梅を漬けはじめ,14日に砂糖が完全に溶け切りました。
エキスが十分に出切ったかわからなかったので,完成は16日ということにしました。
完成まで8日です。
それでは簡単にですが経過を振り返ってみます。
1~3日目:梅の様子
漬けた次の日は,全体的に梅に砂糖(キビ砂糖)が絡んでいるような状態で,瓶をゆらすというよりひっくり返してました。
黄色い梅は発酵しやすいため,なんとか早く溶けるようにしないといけないと思い1日3回くらい瓶をゆらしていました。
2日目,3日目~と少しずつ砂糖が溶け始めました。
まだ発酵の気配はありませんでした。
4日目:梅に変化
毎日丁寧に瓶をゆらしてきましたが,ついに表面に白い泡がたくさんでてきてしまいました。
これは発酵したためだと思われます。

瓶の底に砂糖がたまってしまっていますね。
キビ砂糖なのでシロップが黒いのは大丈夫です。
発酵してしまったので,ふたを開け酢を投入しました。
ふたを開けると《プシュッ》という音がしました。
これが発酵している証拠です。
アルコールのようなにおいがしました。
この時点で鍋に入れ火をかけ発酵をとめるという方法があるようですが,とりあえず酢を入れたので様子見。
発酵しやすいことはわかっていたので,途中で入れるくらいなら最初から酢を入れておいた方がよいかもしれません。
6日目:砂糖が溶け切る。酢を入れたことによる変化

完全に砂糖がとけました。
酢を入れたおかげか,白い泡がなくなりました。
瓶を開けてにおいをかぐと,まだほんのりアルコールのような香りがします。
そこまでキツイ香りではなかったのでもう少し様子をみることに。
まだ一週間もたっていないのでもう少し梅のエキスが出るかな?と思ったためです。
8日目:完成

梅がしわしわになっていたこと。
長くやりすぎてもまた発酵が始まったらいけないと思ったことから完成ということにしました。
通常1~2週間で完成らしいので,おそらく大丈夫でしょう!
加熱殺菌をする

酢を入れ,発酵は落ち着いたものの一度発酵したので加熱殺菌することに。
子どもと一緒に飲みたいので,アルコール臭はなくしたかったのです。
完成した梅シロップを鍋に入れ,弱火でゆっくり加熱しアルコールを飛ばしました。
この方法だとせっかくの香りが飛んでしまうという話ですが…仕方ないですね。
まとめ:完全な主観による検証結果

黄色い梅とキビ砂糖で作った梅シロップは,普通においしかったです。
シロップはとろっとしていて酸味が少なく,子どもは飲みやすいようでゴクゴク飲んでいました。
酸味が苦手な方は黄色くなりかけた梅で酢を入れて作るのがいいかもしれませんね。
火を入れてアルコールを飛ばしましたが,香りはちゃんと残っていました。
かなり飲みやすいので,子どもにはピッタリです。
黄色い梅で作る梅シロップも十分おいしいということがわかりました。
しかし夫はもっと酸味のきいた梅シロップの方が好きらしいです。
好みは人それぞれということですね。(笑)
参考
我が家で使用している梅シロップ作り用の瓶はセラーメイト4ℓです。
でも普通のご家庭なら2ℓで十分だと思います。
4ℓはかなり場所をとりますよ。
購入する際はサイズをよく検討してみてくださいね。